ex.product by Blanc YM
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1周年記念にBlanc YMに別注をお願いしました。
去年の今頃は、確か商品を撮影したり、加工したり、商品ページを作る作業もしつつ、展示会をまわったり、ミーティングをしたり、何をやっているのか満身創痍だった気がします。
あっという間の一年です。なんとかで迎えましたし、迎えられたのも皆様のおかげです。ありがとう御座います。
そんな1周年に向けて、やっぱりプロダクトのネタはやりたかったので、今回はこれまでと趣向を変えて2つのブランド様に依頼しました。一つは少し難航していて、1周年には間に合いませんでしたが、なんとかこの日までに間に合った本作をいよいよ発売します。
ブランドは、Blanc YM。
自分の好きなブランドです。ブランドの服も好きだし、デザイナーの宮内氏も大好きです。
なんとなく、この1周年という期でやりたい事も決まっていて、23awの展示会の時に、“宮内さん、レザーとかやってみたりしないんですか?”って尋ねてみて“したくて、来月レザーの工場に行ってくるんですよ!!”と、即答されたので、“1周年記念で作ってもらえませんか?”なんて、とても楽しく、すごい速いテンポで決まりました。
個人的に、現段階でレザープロダクトのエビデンスが無いブランド様の、初にレザープロダクトを作る際の、その向き合い方みたいなのが、凄く興味がありましたし、きっと宮内氏ならと思ってました。
その会話から少し経て、1stサンプルが届きまして、それも十分な完成度だったのですが、アウターの上からも羽織れる分量感なので、ある程度の軽さや柔らかさを維持したかったり、革質の張り方も布帛と異なるので、緻密にパターンを修正してくださいました。
熟さず、作業にせず、どこまでもファッションをしてくれる宮内氏の取り組みは流石です。
先日に量産が届きまして、早速着てみたのですが、とても良い満足感です。アウターとしての存在感がありつつ、ベストというあくまでレイヤードの軸も持ち、洒落たルックスだけど大人な落ち着きのある素材の選定と、程度、雑に使えそうなワイルドさも担保されてます。
勿論、お洒落に合わせ、鏡前の自分と面接しても良いのですが、個人的にはフリースやスウェットの上にざっくりと着るだけでもいいと思ってます。玄関の入り口に吊るしてて、無意識に着るみたいな感じです。
綺麗な襟シャツに合わせるイメージは、自分には思いつかないのですが、それがかっこよかったり、落ち着いたりすれば、それもきっと正解です。
勝手に着て、勝手に雰囲気良くしてくれる懐の良さです。もしかしたら、タンスの肥やしのコートに重ねると、それが凄く1番気に入った組み合わせになったりするのかもとも思います。
そんな感じです。
デザインの詳細は、オンラインストアの商品説明におまかせします。是非、そちらも。
気になることは、お問い合わせや、SNSのメッセージいただければご回答しますね。
どうぞ、2年目も、宜しくお願い致します。
C THE C
下村