Collaboration Vol.1 semoh

 

Horse Leather Jacket / semoh × C THE C
color: BLACK      
size: 1(S-M), 2(L-XL)
price: ¥165,000 (in tax)
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<<Product Story>>


semohは私がアパレルという職に就いた当時から、とても近しいブランドの一つだった。

はじめて買ったのは、トレンチ型のレインコートだったと思う。
その日、たまたまお店にいらしたデザイナー上山氏の雰囲気があまりにも男前で、憧れる様にその日にsemohの服を買ってしまったのだ。
毎日着ていたなぁ、、、。

そこから年月も経ち、同時に上山氏との付き合いも長くなってきた。
今回、私たちがお店をはじめる事をとても喜んでくれて、自然とsemohでスペシャルプロダクトを作成することになった。

それが本作。ホースハイドのジャケットだ。

高価になる事は想定していたし、スタートアップからこんな我儘は難しいと思っていたけども、上山氏は快く引受けてくれた。

結果、微細なピッチ変更、素材選定含め、予定よりほんと多くの課題が発生してしまった。それでも妥協せず、自分達の要望に最後まで付き合って頂き、最高の確度で仕上げてくれた。感謝しかない。


 

デザインは22AWのデニムジャケットがベース。過去のモデルを今のsemohの空気感にブラッシュアップし、トラッカーデニムを極限まで引き算したディテールを維持しつつ、コーチジャケットの様にざっくりと羽織れるカジュアルな雰囲気も共存している。


素材の選択は迷わずレザー。
理由は、レザーが好きだから。(特にC THE Cのディレクター土井自身が)
あとはシンプルにsemohが定期的に使うホースハイドの重厚感があまりにも格好良かったから。



アウターとしても勿論の事、コートのインナーとしても着用できる。日本の四季の中で極力長い着用期間を目指し、厚すぎず、薄すぎないようミリ単位でレザーの厚みを精査した。


ニッケルのドーナッツ釦、袖のエクセルファスナーなどの付属パーツも一から別注で製作頂いた艶の抑えたゴールドを使用。


上下のバックタックの摘みも深めにし、着用時に柔らかな丸みのあるシルエットが強調される様に設定。

 

着丈もやや長めに設定。
装いに時間をかけ、ガチで着るレザージャケットというより、
コンビニに行く時にスウェットの上からさくっと羽織っても様になるイメージ。そんなレザージャケット。


一生着なくても良い、ただ着倒して欲しい。
レザーがあまり似合わないと思いの方は、少し時間をかけて自分に似合うというよりも馴染む様に皮革の質感を育てて頂ければと。
そのためは、持ち手以上に、作り手が持ち手に対してどう着て欲しいのかというイメージが重要と私たちは考えていますが、その辺りは自信ありなのでご安心ください。


癖と個性はあるが自然。
自然体だが、個性もある。
semohというプロダクトの精度。
私たちの我儘と拘りの数々。
袖を通し感じ、楽しんで頂ければ幸いです。


長くなりましたが、拘りの数々も勿論ですが、一見や好奇心を大事に。





C THE C
下村