Collaboration Vol.2 " QUILP by Tricker's "

 

 

(左) M7674 Oxford plain shoes for C THE C
color: BLACK
price: ¥116,600 (in tax)
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(右) M7701 side gore boots for C THE C
color: WHITE  
price: ¥124,300 (in tax)
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<<Product Story>>

QUILP by Tricker'sをセレクトするのは決めていた。

semohと同じく、私がこの業界に身を置いてから近い距離にあった。ただ、中々購入する機会がなく理想と目標のシューズだった。金銭的問題より私の足(29cm)の問題の方が大きかったのだが。


C THE C を始動する頃、直ぐに森下氏に連絡した。
私達もその頃はざっくりとしたショップの概要とイメージしかなく、きっと熱量のみで森下氏を説得していたと思う。

 

QUILP by Tricker'sについて。
QUILP のシューズラインであり、トリッカーズ社で製造されている。その際に用いられるラスト(木型)は、John Moore (ジョンムーア) の”存在”を存続させるロン ドンを拠点とする”The Old Curiosity Shop”の所有するものだ。



つまり、QUILP × The Old Curiosity Shop × Tricker's の共作。
その特徴はなんと言ってもJohn Mooreを想起するぽってりとした丸みあるフォルム。


ただ、高貴なポジションを意識するTricker'sにおいてすっきりとしたフォルムではなく、この愛嬌的なフォルムを作って頂く事は容易では無いだろう。

ただ、Tricker'sだからこそ出せる、この丸みのフォルムなのだと森下氏は言う。拘る理由があるのだ。

 

その実現と維持には、幾度も、森下氏とTricker's社でのセッションがあって可能としている事なのだろう、、、


そんな魅力とエネルギーがQUILP by Tricker'sにはあるのだ。
そして何より洒落ている。


まずは、1型からなんて思いながら展示会に向かい、
結果は2型の別注を用意していた。

 

 


M7674 Oxford plain shoes for C THE C

C THE C のラインナップに全対応型。
イギリス軍のオフィサーシューズの正装な雰囲気を、この愛嬌的なフォルムに落とし込んでみた。

 

内羽根でプレーントゥ、光沢感あるレーザーは、ドレスの1つの定義であるが、こちらはチノパンやファッショナブルなアイテムにも難なく馴染みそうな懐の良さがある。きっとこのボリューム感のおかげだ。




M7701 side gore boots for C THE C

もうひとつは、サイドゴアブーツ。
現代において、市民権は得たであろうホワイト×グレイのミリタリートレーナーの配色。トラディショナルで、メダリオンの高貴な要素に、相反する要素のカラーリングでの落とし込んだ。

 

カジュアルだけでなく、モードの分野でも採用されるこのカラーリングは最早"黒"に劣らぬ汎用性だと思う。

サイドゴアになる事で、一見の存在感は強いが、履くと難なく馴染む。ちょっと汚れた感じも良いと思う。

 

世界の情勢や物流が不安定な中、
10月1-2日のポップアップに間に合わせてくれた。
森下氏、有難う御座います。




10月1-2日のポップアップは取扱サイズは全て用意しています。是非、試しにいらしてください。


C THE C 
下村